インチョン空港からは空港鉄道でソウル駅乗換、地下鉄1or4号線で

アニャンハルラ(現HLアニャンアイスホッケークラブ)はアジアリーグチャンピオン7回(2023の優勝含む)の強豪

文・写真/アイスプレスジャパン編集部 ポタやん

今シーズンから韓国の雄、アニャンハルラが復帰して6チームで争われることとなったアジアリーグアイスホッケー。
国際リーグとしての形が戻ったということは……、韓国での試合も復活ということとなりました。

ソウルの街並み

コロナ禍前は韓国ソウルと日本との間では多くの航空便が運行され安く乗れるLCCもたくさんありました。本当に気軽に行き来ができていたので、観光がてらアニャン(安養)へ観戦に行くのはおススメ度◎だったのですが、今季はまだまだ旅行のハードルは高そう。
それでも、日本での4戦を見る限りハルラの試合はレベルが高く、現地韓国で熱戦を観戦できれば思い出に残ることは請け合いです。

ついでに焼き肉はじめ美味しいものもいっぱいあるしね。

焼肉~
ビビンバ~ 韓国はおいしいものがいっぱい

そこで、今回はハルラ復活を記念して、ハルラのホームリンク、アニャンアイスアリーナへの行き方を記事にしてみました。

<なお、韓国への渡航状況や日本に戻ってから自宅やホテル待機が何日求められるか、隔離が必要かといった情報は流動的なこともあり当サイトで情報を網羅するのは不可能なため、外務省や日本大使館、韓国大使館のサイト、旅行系のサイトなどを参照してください。
あくまでこの記事では、韓国に到着し仁川国際空港や金浦国際空港に到着してからアニャン(安養)への行き方をお伝えする、というものとご理解いただけますと幸いです。
またこの記事はコロナ禍前の情報をもとに制作していますので、現在の状況とは違っている可能性もあります。ご了承ください>

注)9月15日、アニャンハルラは『HLアニャンアイスホッケークラブ』に名称を変更したとの発表がありましたが、とりあえずこの記事では旧名称のアニャンハルラで表記しています。

HLアニャンアイスホッケークラブのチームロゴ

一番わかりやすいのは空港鉄道+地下鉄+タクシー(か徒歩)

アニャンハルラのホームリンク、アニャンアイスアリーナはソウル市の南側に隣接している京畿道(キョンギド)アニャン(安養)市にあります。都心からちょっと離れた郊外都市という感じ。

アニャンアイスアリーナのMAPはコチラ⇒ https://goo.gl/maps/pJm6mzyQNJfxNMQJ8

まあ23区のほうから立川とか所沢に行くようなイメージでいていただければいいのかなと。

電車でそれなりの時間がかかるので、移動時間は余裕をもって計算するのが吉です。空港到着から2時間半から3時間は見ておいたほうが最初は無難かも。

日本から韓国・ソウルに飛行機で飛ぶとインチョン(仁川)国際空港かキンポ(金浦)国際空港のどちらかに着きます。どちらの空港もソウル中心部のソウル駅に向かう空港鉄道の駅があるので、まずは空港鉄道A'REX(エーレックス)でインチョン空港からソウル駅経由でアニャンへ行くという前提でご説明します。

空港のインフォメーション。平昌五輪期間はこんな感じでした

インチョン空港に降り立ったら、看板を目印に空港鉄道の改札まで進みましょう。

韓国の空の玄関、仁川(インチョン)国際空港第1旅客ターミナル第2旅客ターミナルおよび金浦(キンポ)国際空港とソウル市内は空港鉄道 A'REX(エーレックス)で結ばれています。

空港鉄道A’REX

直通列車(急行)と一般列車があるのでどちらかを選びましょう。改札も別々になっています。直通列車はオレンジ、一般列車はブルーの改札と色分けされているのでわかりやすいです。
直通列車の方が9500ウォンとちょっと運賃は高いですが、インチョン第2ターミナル駅からソウル駅まで51分、第1ターミナル駅からは43分で行けます。(一般列車はインチョン空港からソウル駅まで4850ウォン)
キンポ空港には一般列車しか止まらないのでそちらを利用してください。空港鉄道といいながら、特に一般列車は生活路線になっているので結構車内が混雑します。そのため、慣れていない方は直通列車の方がおススメです。
(キンポ空港からは地下鉄9号線-1号線乗り換えで安くいく方法もあるけど、時間がかなりかかるので割愛)

空港に着いたらまずは、「T-moneyカード」という日本でいうスイカのようなものを入手しましょう。これは地下鉄駅の自動販売機やコンビニで購入&チャージができます。このカード、チャージをすれば電車、バスなどの公共機関のほかタクシーの支払いもOK。

Tmoneyカードの自販機。日本語の案内もあります

さらにコンビニやお店での買い物にも使えるすぐれもの。空港の案内所でどこで入手できるか聞けばおしえてくれるはずです。

韓国は日本以上にネット社会でクレジットカード決済もどこでもできるので、現金はそんなに持ち歩かなくても大丈夫かと思います。


空港鉄道への乗り方やソウル駅での地下鉄への乗り換え方は↓のサイトが詳しいです

https://www.konest.com/contents/airport_info_detail.html?id=1445
わかりやすい韓国地下鉄路線図↓
https://www.konest.com/vardata/download/subway_seoul_jp_kr.pdf

ソウル駅に着いたら、地下鉄に乗り換えです。上記のサイトの写真を参考に乗り換えてくださいね。
ソウル駅からは濃い青の1号線、または水色の4号線どちらでもアニャンアイスアリーナの最寄り駅に行けます。

夜のソウル駅

1号線ではスウォン(水原)方面の地下鉄に乗ってアニャン(安養)駅を目指しましょう。

4号線ではオイド(鳥耳島)方面の地下鉄でインドグォン(仁徳院)駅またはポムゲ駅を目指してください。1号線、4号線どちらもソウル駅から40分弱。

アイスアリーナはアニャン駅とインドグォン駅のちょうど中間くらいにあるのでどちらの駅でも距離は変わらず。乗り換えやすい方で行けばいいと思います。

アニャン駅とインドグォン駅からは、初めての方は特にタクシー利用をおススメします。
日本と比べるとタクシーは安いですからね。
韓国のタクシーは↓の記事のように模範タクシーとそうでない一般のタクシーが分かれていますが、編集長ポタやんの経験だと深夜でもない限り一般タクシーでもトラブルに巻き込まれたことはありませんのでそこまで怖がる必要はないかと。
(とはいえ外国なので最低限の注意はしてくださいね。タクシーがらみの事件もゼロではないので)

ソウルのタクシーについての記事⇒ https://www.konest.com/contents/traffic_info_detail.html?id=414

タクシーの運転手さんが英語がわからない場合は地図でアニャンアイスアリーナを指さすとか、「アニャンアイスアリーナ、ケセヨ~カジュセヨー(アイスアリーナ行ってください)」といえば通じるはず!? 
レッツチャレンジ。

※9/17追記:読者の方より、「ケセヨー(居てください)」より「カジュセヨー」のほうが良いというご指摘いただきましたので修正。ずっとポタやんの「ケセヨー」で目的地に行ってくれてた韓国の運転手さん優しい~、感謝。ああ、結構恥ずかしいこと言ってたのね……。ご指摘ありがとうございますー。

タクシー怖い、という方は4号線のポムゲ駅かピョンチョン(坪村)駅から歩くのも不可能ではありません。Googleマップを見ながら歩いて35~40分くらいですかね。ちなみにポタやんも経費削減でよく歩いてました(笑)

地下鉄ポムゲ駅1番出口。地下鉄の駅はこんな標識でわかります。
アニャン総合運動場に着きました。手前がアイスアリーナ、奥はバスケットボールの体育館


ちなみに、各駅からバス路線も結構あるようですが、ソウル初心者にはハードルが高すぎるので割愛します。

なお、ソウルで営業許可を得ているタクシーはソウルから京畿道までお客を送ることはできても、到着地である京畿道でお客を乗せることはできません。なのでタクシーで一気に空港まで行きたい、といった場合はホテルのフロントなどで相談して呼んでもらうのがいいかもしれません。過去にそれで結構困った経験あり。

空港バスでアニャン市まで直行する方法もあります

さて、時間が合えば空港バスでアニャン市の4号線ポムゲ駅まで一気に行く方法もあります。
高速道路でソウル市内を迂回していくので渋滞も回避しやすくラクチンです。
(ただ、コロナ禍で、現在その路線が運行してるかどうか定かではないので行かれる方はお気をつけて、時間に余裕をもってご利用ください)

調べる限り、インチョン空港からポムゲ駅行きのバスが4200番とN4000番とあるようです。運賃は11000~12000ウォン。

↓空港からの時刻表と空港での乗り場案内図はコチラ

https://www.airport.kr/ap/ja/tpt/busRouteList.do

N4000番は本数がより少ないのでご注意を。

空港バスの乗り方、チケットの買い方などは↓のサイトをご覧ください
https://www.konest.com/contents/airbus.html

アニャンアイスアリーナは当日券あり

アニャンアイスアリーナに到着すると入り口左わきにチケットボックスがあり、そこでチケットを販売しています。チームに確認したところ基本的に当日券販売はあるそうです。

アニャンアイスアリーナ正面
チケットボックス。入り口の左サイドにあります

以前ポタやんが訪れたときは、リンク周辺には焼肉屋さんや居酒屋、コーヒーショップ、おでんの屋台、パン屋、ファーストフード店などいろいろありましたので食べるところには困らないはず。アリーナの中にも常設の売店(地下1階、入り口から見て一番右手の奥の方)があり、トッポギ(アリーナのトッポギはけっこう名物らしい→残念ながら2023再訪した時はなくなってました)やカップラーメン、ドリンク、お菓子などは販売していましたのでぜひ立ち寄ってみてください。

アニャンアイスアリーナの中はこんな感じ

アニャン駅にはロッテマートなどの大型店もあるのでお土産とかも買えると思います。そのほかの地下鉄駅近くも商店はけっこうあります。

観光情報や食べ物の情報などはKONESTというサイトが詳しいです
https://www.konest.com/

ポタやんも今季韓国に行くことができたら情報をアップデートしますので、お楽しみに。

ぜひ、海外でアイスホッケーを見るという特別な体験を、より多くのファンの皆さんとで楽しんでもらえればうれしい限りです。

夜の地下鉄駅近くはどこもこんな感じです(たしかこの写真はポムゲ駅だったはず)

※ほかにも、もっと楽な行き方あるぞー、とかこの店おススメだぞーとか、GOODな情報ありましたらぜひ下の問い合わせフォームからお寄せくださいね。

アツアツのチゲ~

Update: