いよいよ、決戦へ。本日3/19(木)からアジアリーグ『プレーオフセミファイナル』がスタート!

レギュラーシーズン1位で通過したレッドイーグルスがプレーオフの戦いに挑む(3/3レッドイーグルス北海道vsHLアニャン戦・編集部撮影) 

取材・文/アイスプレスジャパン編集部

プレーオフセミファイナルは2戦先勝の超短期決戦

アジアリーグアイスホッケーのレギュラーシーズン全日程が終了し、プレーオフに進む4チームが出そろった。セミファイナルのカードは

・レッドイーグルス北海道(レギュラーシーズン1位) vs 東北フリーブレイズ(同4位)
・HLアニャン(同2位) vs H.C.栃木日光アイスバックス(同3位)


となった。プレーオフセミファイナルの組み合わせは2戦先勝制。先に2勝したほうがファイナルに進出する超短期決戦だ。
本日3/19(木)が第1戦、週末3/21(土)に第2戦、そして第2戦までで決着がつかず1勝1敗となった場合のみ3/22(日)に決戦となる第3戦が行われる。果たしてどのような戦いが繰り広げられるのか非常に楽しみでならない。

両カードのLIVE中継は
3/19(木)18:30 FaceOff レッドイーグルス北海道 vs 東北フリーブレイズ↓
https://www.youtube.com/watch?v=7hIgW2RBI74

3/19(木)19:00 FaceOff HLアニャン vs H.C.栃木日光アイスバックス
https://www.youtube.com/watch?v=OjNQCH2qWSY

日程のいたずら? レギュラーシーズン最終節でどちらもプレーオフと同カード対決。それがどう影響する?

多くのファンの皆さんもご存じの通り、レギュラーシーズン最終節2連戦はこのプレーオフと全く同じ対戦カードとなった。ただ、レギュラーリーグ戦の順位争いの流れもあって、まったくその意味合いは変わっていた部分がある。

まず、レッドイーグルス北海道と東北フリーブレイズの組み合わせは、すでに1位と4位が決まっており、完全にプレーオフをにらんだ前哨戦の様相を呈した。

3/14(土)レッドイーグルス北海道 5-3 東北フリーブレイズ
3/15(日)レッドイーグルス北海道 3-2 東北フリーブレイズ
シーズン全体での対戦成績>レッドイーグルス北海道の7勝1敗

その前週に行われた試合後(3/8フリーブレイズvs横浜グリッツ戦)に、プレーオフをにらんで最終節レッドイーグルスとどう戦うか? と聞かれたフリーブレイズの若林クリス監督は「プレーオフは経験も大事ですが、その前に2試合レッドイーグルスさんと戦えるのはプラスにとらえています。手の内を隠すほどウチは持っていないと思うので、いかにイーグルスさんのプレー精度とスピードに私たちの選手が慣れられるかがポイントかもしれません」と語る。「今季はチームが若返って非常にポテンシャルがあるチームに仕上がってきた。勝負はそんなに甘くなくて、シーズン出だしは苦戦しつつもコツコツと努力をし続けた結果、成長につながった。若手の成長とともに結束力が高まったのが後半戦好調の要因だと思っています」
フリーブレイズは後半戦でチーム記録の13連勝をマークし、上り調子にあることは間違いない。言葉とは裏腹にプレーオフはじめ短期決戦の戦い方は熟知している若林監督だけに、連敗で終わった最終節からも何かを掴んでいるのかもしれない。

迎え撃つレッドイーグルス北海道はどうか? 最終節の前に苫小牧でHLアニャンと3戦し、見事にすべて勝ってレギュラーシーズン1位を決めた。きっちりとホームでHLアニャンに対して引導を渡した強さは間違いなく本物だ。小川勝也監督は3/3のHLアニャン戦後、「このHLアニャンとの3戦で勝点9を取れたのは非常に良かった。レッドイーグルスらしいプレッシャーをかけ続けることができ、選手たちもしっかりとゲームプランを遂行してくれた」とチャンピオンフラッグ奪取へ向けて手ごたえをしっかりとつかんでいた様子だった。「チームとしても負け越すことがなく、必ず連敗もなく、選手たちもアニャンに対してでも、常に自信をもって戦える状態にあると思います」とも話してくれた小川監督。「レギュラーシーズン1位を取った意味として、ホームリンクでプレーオフを戦うこと、そして最後はこのリンクで優勝しようという思いを共有できたことは大きい。やはり総合的な力がないとリーダーズフラッグは取れないので、だれ一人かけることなくこのメンバーでフラッグを勝ち取れたことは監督としても嬉しいですし、非常に誇りに思います」との言葉のとおり、最終節でもレッドイーグルスらしい堂々たる戦いでフリーブレイズを跳ね返した感がある。

総合力のレッドイーグルスか? 短期決戦に強く勢いあるフリーブレイズか? その結果はまもなく出る。

シーズン通しても互角の戦績、HLアニャン vs アイスバックス。ファイナルに進むのはどっちだ?

いっぽう、アイスバックスのホーム霧降アイスアリーナで行われたアイスバックスとHLアニャンのレギュラーシーズン最終節2連戦は、上位チームに与えられるセミファイナルをホームリンクで戦える権利をかけた大激戦となった。3/14にアイスバックスが延長で勝利し、3/15は勝ったほうがセミファイナルのホーム権を得られるという状況になったため、なおさらに決戦の様相を呈した。

3/14(土)栃木日光アイスバックス 3(OT)2 HLアニャン
3/15(日)レッドイーグルス北海道 2-5 HLアニャン
シーズン全体での対戦成績>HLアニャンの4勝4敗

最終的にセミファイナルは韓国・アニャンでの開催となったが、内容的にもシーズンの総合成績的にもこの2チームは昨年よりもさらに実力伯仲、戦力拮抗の状況にある。こちらもどのような結果になるか、注目の対戦だ。

何にせよ、プレーオフを制したチームこそが「チャンピオン」と呼ばれるのがアイスホッケーのプロリーグだ。プレーオフの熱く激しい戦いがまもなくスタートする。

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