XHL開幕まであと1ヵ月、東京ワイルズが東大和で必勝を祈願

東大和市を拠点とする東京ワイルズのメンバーが奈良橋八幡神社で必勝祈願を行った

取材・文/アイスプレスジャパン編集部 写真/編集部、東京ワイルズ

 日本アイスホッケー連盟公認の新リーグ、EXTREME ICE HOCKEY LEAGUE(通称:XHL)の開幕を10/12に控え、初代XHLチャンピオンを目指す東京ワイルズが9月10日、東京都東大和市の奈良橋八幡神社で必勝祈願を行った。

 この日の東京・東大和市周辺はまだまだ残る猛暑の影響で非常に日差しも厳しかったが、多摩湖畔から続く森の一角に佇む同神社の境内は静かで緑も多く少し周囲とは気温も落ちついており、午前10時過ぎから厳かに必勝祈願の儀式が行われた。

お祓いを受ける岡本博司代表(左)と斎藤毅監督/写真提供:東京ワイルズ

 チームは東大和市を中心に周辺の各市への浸透を図っている最中だが、周辺各市町からの理解も進みスポンサーからの支援なども順調に進んでいるとのことだ。

選手たちは新しいリーグ、新しいシーズンでの活躍と安全を祈願した


 祈願を終え、山崎勇輝キャプテンに話しを聞いた。

――もうすぐ開幕、まずはシーズンに向けての意気込みを教えてください

山崎キャプテン:新リーグスタートまであと1ヵ月を切ったところなので、これを機にもっとギアを上げて新しいリーグであるXHLを盛り上げて、アイスホッケー界を今よりもさらに盛り上げていけるようにチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

――東京に根付いていくという取り組みについてはどうですか?

山崎キャプテン:市の皆さんをはじめ色々な方々に協力いただいていますので、東大和市を代表していけるようなチームにしていきたい思いで頑張っているところです。

――チームとして、そして山崎キャプテン個人として今季の目標を教えてください

山崎キャプテン:XHLの初年度チャンピオンを獲得することは必ず達成しなければいけないと思っていますし、プラスアルファで多くのファンの方を魅了するプレーを見せていきたい。若くて才能ある選手もたくさんいるので、良いバランスでリーグを戦っていきたいと思っています。個人的な目標や数値は考えていないです、とにかくチームが勝つことが1番です。プレーでもそれ以外の部分でも自分自身が率先して先頭で引っ張っていきたいと思います。

山崎勇輝キャプテン

東京ワイルズはここから約1ヵ月の期間を使って練習拠点でありホームリンクでもある東大和スケートセンターでトレーニングを重ね、開幕戦へとコンディションを上げていく。

東京ワイルズは開幕翌日の10/13(月・祝)13時30分に木下カンセーアイスアリーナでフェイスオフされる滋賀ブルーライズIHCとの試合でのXHL初めてのゲームを迎える。また東京ワイルズは11/22(土)18時に西東京市・ダイドードリンコアイスアリーナに名古屋オルクスを迎えての試合がホーム初戦となる。

クレインズからの流れを汲み元日本代表選手も多く擁する東京ワイルズがXHLでどのような戦いを繰り広げるか? 東京のアイスホッケーファンの皆さまにとっても楽しみな開幕が近づいている。

社殿には「凱旋」の文字。東京ワイルズはXHL初代王者として東大和市への凱旋を果たしたい

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