北京への切符をつかむ3か国はどこか? アップセットの可能性は?
文/アイスプレスジャパン編集部
ヨーロッパ3か国をそれぞれ会場にグループ分けされて行われている、2022北京冬季五輪最終予選。
2日目を終え、各グループの趨勢が見えてきた。
<グループD> 会場:スロバキア・ブラチスラバ
開催国・スロバキアが有利。ベラルーシは最終戦60分勝ちが必須、ポーランドの結果次第。
開催国・スロバキアがポーランドを下し2連勝。ベラルーシに対して1-0でアップセットを果たしたポーランドもスロバキアには歯が立たず。
ベラルーシは最終戦スロバキアとの直接対決に勝ち点3の60分勝ちが必須。
その場合は、ポーランドがオーストリアに対して、延長勝ち以下におわればベラルーシが出場権獲得。
ベラルーシとポーランドがともに60分勝ちした場合は勝ち点6で3チームが並ぶため、この3か国同士の試合のみで得失点差を計算し、ベストのチームが出場権を得る。
<グループE> 会場:ラトビア・リガ
開催国・ラトビアが盤石の仕上がり。最終戦はフランスとの直接対決
ラトビアとフランスがともに2連勝で、最終戦の直接対決で勝ったほうが出場権獲得。
フランスは敵地でアップセットを起こせるか?
<グループF> 会場:ノルウェー・オスロ
開催国・ノルウェーとデンマークが互角。こちらも最終戦の直接対決へ
ノルウェーとデンマークの2か国に出場権獲得が絞られ、最終戦で雌雄が決する。両国ともここまで持ち味を十分に生かしての戦いをしており、激戦となるだろう。
3次予選で日本をくだしたスロベニア、そしてアジア勢最上位の韓国はここまで未勝利で出場権獲得はならず。
日本は、スロベニアや韓国のレベルの国を倒したとしても高い壁がまだその先にある形になる。次のイタリア冬季五輪予選までにどこまでチーム力をあげられるかが求められる。