応援から『一緒に戦う』へ。アイスホッケーの新しい応援文化を東京から  ~東京ワイルズ・みんなで作るユニフォーム企画~

今季もファンの思いを背負って東京ワイルズはシーズンを戦い抜く(写真は昨季のもの)

取材・文/アイスプレスジャパン編集部

まさにここだけのユニフォーム。申し込みは6/15(日)まで

アイスホッケー界は現在オフシーズンに入っている。しかしながら今秋にスタートする次シーズンに向けて各チームとも戦力および基盤となるチーム体制の整備を進めている。そのなかで、昨季から東京都東大和市を活動拠点にチーム作りを進めている東京ワイルズは独自のスタイルでファンとスポンサー獲得を進めているようだ。

昨季は独立リーグ・IJリーグにて戦っていた東京ワイルズだが、今季は10月よりスタートする予定の日本アイスホッケー連盟公認の下による新リーグ(名称及びリーグ詳細はまだ未公表)への参加を主眼に着々と準備を進めている。現在、チーム関係者は東京都西部にある東大和市およびその周辺の各市町、またその地域の企業をこまめに回り、支援を集めているとのことだ。

「当初は地域の方々からはアイスホッケーという競技自体の認知度が低く、まずはそこから説明を始めて理解してもらうような状況」(東京ワイルズ・篠原GM)だったが、徐々に浸透し商工会や地元各団体の中から熱く支援してくれる方々も増えてきているとのこと。「スクール事業やその時のデモンストレーションゲームを見て、自治体関係者や地域のキーマンがアイスホッケー競技の持つ面白さを直で感じてくれたことが大きい」(篠原GM)とのこと。地域からより愛されるチームを目指して、少しずつの地道な作業ではあるが東京ワイルズは着実に東大和市一帯への浸透を図るべく努力を重ねていることが見て取れる。

応援するあなたの名前がユニフォームに刻まれる

東京ワイルズによるプロジェクトページのビジュアル

そんな東京ワイルズが今季から新たなチャレンジとして取り組んでいるのが『みんなで作るユニフォーム企画』だ。

https://wilds.jp/posts/KS2rRhyJ

「首都という圧倒的な情報発信地から、アイスホッケーという競技の価値をもっと多くの人に届けたい」という思いから始まったこのプロジェクト。新リーグがスタートした暁には、選手が着用するユニフォームにあなたの名前が刻まれ、また参加者自分自身もオーセンティック/レプリカ ユニフォームにも同様に名前が入るため、まさに「あなたの名前を選手が背負って戦う」というファンと選手の絆を象徴するユニフォームとなる。

『みんなで作るユニフォーム企画』のプロジェクトページは https://tokyowilds.jp

コースは3コースあり、選手が実際に着用するユニフォームにあなたの名前が刻印され、記憶に残る一体感を手に入れられるほか、SNSで活用できる東京ワイルズオリジナルヘッダー画像セットが付属したライトな10000円応援コースから、10000円応援コースの内容に加えて、選手とお揃いのレプリカユニフォームが手に入れられる30000円応援コース。さらには完全に選手仕様のオーセンティックユニフォームが手元に届く50000円応援コースは、背番号とネームプレートがカスタマイズできるので、あなた自身の好きな番号と名前を背負って応援できる特別な1枚となることは確実だ。

ぜひ今季、東京ワイルズの試合に興味を持ち、熱く応援したいという方はぜひ『みんなで作るユニフォーム企画』ページ https://tokyowilds.jp をチェックしてみてはいかがだろうか?

また、同ページには MouLaHOKKAIDO による斉藤毅監督と岡本博司代表による対談記事もリンクされている。 https://moula.jp/articles/sports_outdoor/entry-6854.html
この記事には、過去の経緯も含め東京ワイルズがどのような歩みを進めてきたのか、について斎藤監督と岡本代表の言葉によって詳細に語られているのでぜひそちらもご一読頂いたい。

ファンの方はMouRaによる対談記事もぜひ一読を

『東京ワイルズは、このプロジェクトを通じて、「ただ応援する」から「一緒に戦う」へ
新しいホッケーの応援文化を、ファンの皆さんとともに築いていきます』
と同企画ページの最後にチームはこの1文を寄せている。ファンの思いをユニフォームに刻み、アイスホッケー界で新しい形のファンとのリレーションを目指す東京ワイルズの挑戦にぜひ注目したい。

東京・東大和スケートセンターを練習拠点に、今季も東京ワイルズのチャレンジがスタートする(写真は昨季のもの)

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