代表戦での健闘を誓う両キャプテン。日本代表ブラック・古橋(左)、日本代表ホワイト・中島(右)
※写真提供:日本アイスホッケー連盟(撮影時のみマスクを外しています)

熱い戦いで魅せる! 代表戦に向け古橋・中島両キャプテンが抱負

11月13(土)、14日(日)に苫小牧・白鳥王子アイスアリーナで『ブリヂストン presentsアイスホッケー日本代表強化試合アジアリーグオールスターゲーム 日本代表ブラックvs 日本代表ホワイト』が行われる。
11月11日にはこの試合に向けてのリモート記者会見が行われた。

ファンを観客席に入れての日本代表戦が国内で行われるのは、コロナ禍前に同じく苫小牧で行われた日韓戦以来久しぶりとなる。

両日とも日本代表が2チームに分かれての戦いとなるが、選手を代表して両キャプテンが記者会見に登場。
この2連戦に向けて抱負を語った。

まずは日本代表ホワイトのキャプテンを務める中島彰吾選手(レッドイーグルス北海道)。

「ここに来ているメンバーは誰もが代表チームに入りたいという強い思いでこの合宿に取り組んでいます。土日の試合でも皆プレーでアピールする心づもりですので、“日の丸を背負いたい”という選手の気持ちをファンの方々に感じ取っていただけるような試合をできたらと思っています」。

続いて日本代表ブラックのキャプテンを務める古橋真来選手(栃木日光アイスバックス)。

「リック・キャリアーヘッドコーチ(HC)の体制になって戦術的なシステムも変更があったので、そのあたりを選手一人一人がしっかり意識してプレーしているところを見てほしいと思います。また若い選手には特にですが、日本代表として選ばれるチャンスは誰にでもあるというところを見せてもらいたい。互いのシステムを知った上での戦いとなるが、HCがスピードあるホッケーを求めているので、60分間互いにスピードある日本らしいホッケーを見せられると思うので、ぜひ注目してほしい」。

両キャプテンともこの試合に懸ける強い意気込みを語ってくれた。

会見ではR・キャリアーHC(写真中)、岩本裕司コーチ(右)、山中武司コーチも出席して質疑応答が行われた ※画面はキャプチャ

リック・キャリアー新HCの目指すアイスホッケーを見ることのできる2日間

また両キャプテンの会見に先立って日本代表のスタッフ陣の会見も行われており、コーチ陣のコメントをそれぞれ紹介する。

リック・キャリアー 男子日本代表ヘッドコーチ

日本連盟のコーチングに関われたことを嬉しく思う。

とても優秀なコーチ陣に支えられながらこれからの日本の成功のために努めていきたいと思う。日本に滞在し、指導できる時間を有意義なものとしたい。

岩本裕司コーチ

リック監督を支えながら、今までやって来たことを伝えながら、強いチームを作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。

山中武司コーチ

カナダで2年間コーチングを学んできたことを生かして、リックのサポート、また岩本さんが今まで取り組んでこられたホッケーを進化させられるように、男子アイスホッケー復活に繋げていきたい。よろしくお願いします。

■ ブリヂストン presents アイスホッケー日本代表強化試合アジアリーグオールスターゲーム

【主催】

アジアリーグアイスホッケージャパンオフィス 公益財団法人日本アイスホッケー連盟

【主管】

苫小牧アイスホッケー連盟

【協賛】

株式会社ブリヂストン / 株式会社北海道新聞社

【開催地】

北海道苫小牧市 白鳥王子アイスアリーナ

【開催日時】

2021年11月13日(土) 15:00 試合開始(13:30 開場予定)

2021年11月14日(日) 12:00 試合開始(10:30 開場予定)

※当日券は会場にて発売

なお、両日とも当日券の用意があるそうなので、ぜひリック・キャリアー新HCが率いる日本代表のスピード感あふれる戦いぶり、そして代表入りを懸けて選手達が見せる国内最高レベルのパフォーマンスを会場で見ていただければと思う。

Update: