大会直前中止。今夏開催を模索へ。選手は日本国内で中止知る

中止を報じるIIHFサイトの記事(同サイトをキャプチャしたもの)

文/アイスプレスジャパン編集部

日本時間4月22日午前2時、『2021アイスホッケー女子世界選手権』中止の報が突如入ってきました。

IIHF(国際アイスホッケー連盟)のサイトでは、
「Women’s Worlds cancelled, IIHF to seek new dates」(女子世界選手権の開催中止、IIHFは新たな日程を模索中)
との記事がアップされています。

同記事によると、会場となるカナダ・ハリファックスとトゥルーローの2都市を抱えるノバスコシア州政府がコロナウィルスの蔓延・拡散を懸念し、州政府の意向でIIHFとホッケーカナダ(カナダアイスホッケー連盟)に中止を勧告。それを両者が受け入れたということです。

#スマイルジャパン の本当に久しぶりの国際試合になるはずだっただけに、当方も非常に大会を楽しみにしていたのですが、残念ながらこのような状況になりました。今のところ2年連続で女子世界選手権は中止ということとなります。

本来の予定では、日本時間4/21昼に #スマイルジャパン は苫小牧の合宿地を出発。新千歳空港からフィンランドのヘルシンキに飛び、そこで大会参加3カ国のメンバーと合流してIIHFが用意したチャーター機でカナダ入り。その後現地で2週間の隔離期間をへて大会に臨む予定でした。
日本を出発する前にこの情報がチームに入っていれば良いのですが、もしかしたら間に合わない場合は新千歳ーヘルシンキを飛行機で往復する状況に陥るかも知れず、コンディション面も心配です。
->4/22昼12時追記 選手・スタッフは本日10時半の飛行機で羽田から出発予定だったため、国際線出発前に中止の報を知ることができた模様今日午後、新千歳に戻るとのことです。

なお、IIHFとホッケーカナダは2021女子世界選手権の開催を諦めてはおらず、『安全に開催できると判断されれば、今後数ヶ月の間に開催のためのあらゆる選択肢を検討していきます』との共同声明も発表しています。

コロナの件は予断を許しませんが、選手たちのためにも、なんとか今夏に女子世界選手権が開催できるような状況になることを祈るほかありません。

2021年IIHF女子世界選手権に関するホッケーカナダの声明

"ホッケーカナダは今朝、ノバスコシア州から、ハリファックスとトゥルーロで開催される2021年IIHF女子世界選手権の中止が決定したとの連絡を受けました。中止は残念ですが、参加者全員と地域社会全体の健康と安全を最優先に考えての決定だと理解しています。ホッケーカナダは、ノバスコシア州、ノバスコシア州公衆衛生局、ロバート・ストラング博士のイベント開催までの支援に感謝するとともに、今回の決定を支持します。世界選手権を安全かつ成功裏に開催するためには、多大な努力が払われてきました。ノバスコシア州での開催ができなかったにもかかわらず、ホッケーカナダは今年のIIHF女子世界選手権の開催を約束します。安全に開催できると判断されれば、今後数ヶ月のうちに開催するためのあらゆる選択肢を検討していきます。"

トム・レニー ホッケーカナダCEO、スコット・スミス 同COO

IIHF レネ・ファゼル会長による声明

"大会開始まで数週間という時期に、このようなニュースが届いたことは非常に残念なことです。IIHFとホッケーカナダがエドモントンでIIHF世界ジュニア選手権を開催した経験に基づき、選手、役員、観客、そしてハリファックスとトルーロの住民の皆様を守るために十分な安全対策を講じていたと強く信じています。最終的には、政府の決定を受け入れなければなりません。これは、2021年に女子世界選手権が開催されないことを意味するものではありません。このような困難な1年を経て氷上に戻ることを楽しみにしていたすべての選手には、この大会が新しい日程に移されて今年行われるように、可能な限りの努力をする義務があります。"

レネ・ファゼル IIHF会長

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