第42回全日本女子アイスホッケー選手権A&Bグループが開幕

前回2021年3月に行われた第40回大会決勝戦。
整列するTOYOTA CYGNUS(左)と道路建設ペリグリンの両チーム

文・写真/アイスプレスジャパン編集部

Aグループはペリグリン、シグナス、Daishin、SEIBUが4強に名乗り
BグループはFIORE TORSPO、軽井沢、Tweedia、御影グレッズが初戦突破

第42回全日本女子アイスホッケー選手権
初日(3/16)結果

<グループA>

1回戦
道路建設ペリグリン 1-0 札幌インフィニティーズ
インフィニティーズが前回王者(2020-21年シーズン)相手に大健闘。SH数はペリグリン55:インフィ17と打たれまくったもののGK加藤が1失点に抑える好守。いっぽう日本代表正GKとして1本立ちしたペリグリン増原が完封発進。さすがのゴールテンディングでチームを救う。

Daishin 6-0 釧路ベアーズ
女子日本リーグで悲願の全国大会初優勝を果たしたDaishinが好発進。釧路のライバルをSH数Daishin63:ベアーズ13と圧倒。北京五輪で攻撃を担った浮田留衣が4得点。勝ち方を知ったチームの成長に期待大。

SEIBUプリンセスラビッツ 10-1 帯広クレインズレディース
東京の雄、プリンセスラビッツが8人で10得点と層の厚さを見せ、タイトル奪還へ虎視眈々。SH数プリンセス111:クレインズ17のなか、13人のクレインズレディースは野澤のゴールで一矢報いる。

TOYOTA CYGNUS(トヨタシグナス) 3-1 VORTEX SAPPORO(ヴォルテックス札幌)アイスホッケークラブ
札幌勢のもう1チーム、VORTEXも前回準優勝の強豪相手に大健闘。GKは北京五輪で大活躍の藤本那菜が先発。SH数札幌14:シグナス80との状況のなか3失点、セーブ率96.25%はさすが。
日本代表多く擁する苫小牧の2チームはここから調子を上げてくるか。

女子日本リーグを制したDaishinの2冠達成なるか?(写真は前回大会)

<グループB>

1回戦
高須クリニック御影グレッズ 4-2 西宮アイスホッケークラブ
前回Aグループのグレッズに対し、西宮が大健闘。開始32秒でDF藤本菜那が先制弾。2ピリ中盤まで2-0とリードするなど躍動。グレッズも勅使河原のゴールをきっかけに一気に逆転するなど攻撃力見せる。

FIORE TORSPO 5-3 ハセガワウィッチーズ
東海の雄、11人のTORSPOが点の取り合いを制す。キャプテン吉田と杉江がともに2得点。ハセガワは0-2から能登谷の連続ゴールで追いつくなど粘りを見せるも及ばず。

軽井沢フェアリーズ 6-2 埼玉氷球ガールズ
緊張感ある熱戦は3ピリ、佐藤つば冴のショートハンドゴールで大きくフェアリーズに流れが。その後3得点で粘る埼玉を突き放す。

Tweedia Crest 7-2 真駒内レディースアイスホッケークラブ
シュート数Tweedia52:真駒内6とTweediaが終始攻勢に。キャプテン大西と小野塚がともに2得点。A昇格へ向けて好発進。

<グループCは明日3/17から札幌・月寒体育館にて開幕する>

大会2日目の組み合わせ・トーナメント表は↓日ア連のサイトを参照ください
Aグループ https://www.jihf.or.jp/watching_games/season/detail.php?meet=685
Bグループ https://www.jihf.or.jp/watching_games/season/detail.php?meet=683

Cグループ https://www.jihf.or.jp/watching_games/season/detail.php?meet=684

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