nepiaアイスアリーナ(写真)をはじめ苫小牧の3会場で熱い戦いが繰り広げられる

第18回高校選抜アイスホッケー大会 組み合わせ決定

文・写真/アイスプレスジャパン編集部

2023年8月12(水)~16日(土)の日程で北海道・苫小牧市の3リンクを会場に行われる、
高校アイスホッケー夏の全国トーナメント「第18回全国高等学校選抜アイスホッケー大会」の
組合わせ抽選会が7/12に行われ、トーナメント表が発表された。

決勝は8/16(水)12:30から、3位決定戦が10:00からnepiaアイスアリーナ(昨季までの白鳥王子アイスアリーナ)で開催される。

参加チームは高校単一チームが18、県選抜とクラブチームが合わせて11の計29チーム。
「夏の王者」を目指して、高校年代の選手たちによる熱い戦いが繰り広げられる。

昨年大会の予選リーグ+決勝トーナメント形式がまた甲子園型ビッグトーナメントに戻ってしまったのは残念な部分もある。いっぽうで1回戦の敗者同士が戦う日程が公式に組まれているのは、より多くの選手たちに全国大会での勝利を味わってもらいたいとする大会側の配慮だろう。
素晴らしいコンセプトの大会なだけに、願わくば今後も、各参加チームの試合数を担保して高校生たちにより多くの経験を積んでもらえるような仕組みを考えていってもらいたいところだ。たとえば2回戦敗退以下のチーム同士で優勝を争うB決勝トーナメントを創設するといった方法も考えられるし、昨季のようなリーグ戦方式の採用もその一手だ。

昨季優勝は埼玉栄と八戸工大一。今年の「夏の王者」はどのチームに?

昨年大会は3位決定戦試合途中で発熱者がでて、その時点での大会中止に追い込まれてしまったこの大会。
しかし今季は今のところ大会公式サイト https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kyoiku/sports/ice_hockey/
にも制限事項は何も記されていない。いよいよ数年ぶりに観客を入れて応援の声出しの制限もない大会に戻ることとなる。

高校生年代の選手たちのはつらつとしたプレーが繰り広げられ、リンクもより熱い雰囲気に満ちあふれることだろう。そういう意味でも非常に楽しみな大会だ。

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